転職が気になりだしたら

【知らなかった!では後悔】 人事の本音!企業が「転職エージェント」に求人を出す裏事情

転職の文字が気になりだしたら、まず考えることは、転職するための手段ですよね。

転職サイト?転職エージェント?それとも直接応募しようか??などなど

ただ検索してみても、圧倒的な情報量に、、結局よく分からず、、ってことあると思うんです。

転職マネージャーやまさき

じっさい転職活動中の管理人がそうでした。

よーわからんなー、一旦PC閉じよ!みたいな

そして、まぁ、とりあえず、どこか良さげな転職エージェントか転職サイトかに登録してみるかー。みたいな感じで進めちゃう。

または、もう企業へ直接応募やハローワークに直行か!とか。 

いやー、これ、かなり「もったいない」ってことになるかもっていうのが、管理人の本音です。

転職マネージャーやまさき

何にもったいないかというと、ズバリ!

【自分に合う企業に出逢えるチャンス】と【年収アップのチャンス】の両方をみすみす捨てることになるかもって話です。

そして、今現在、管理人は某企業で採用担当をしておりますが、ハローワークや転職サイトには求人を出していません。

なぜか?っていう企業側の本音をくわしくお伝えしていきますね。

この記事が終わるころには、企業の事情が見えるようになってると思います。

とくにエンジニアの方には、転職前に知っておいて欲しい!

ぜひ最後まで読んでくださいね。

企業が「転職エージェント」 を使う裏事情を公開

まず、管理人のいる企業での中途採用の流れをザックリ見てみましょう。

経営層との要員計画からスタート (例えば、こんな感じ)

社長・役員・現場部長など

来期は、○○プロジェクトの計画があるからこのスキルのある人が7~8人はいるな。

社内でそのスキルありの人材はどれほどいるのか?調査して数出してみて。

転職マネージャーやまさき

承知しました。

社内人員からこのプロジェクトに入れるのは、AさんとCさんの2人が精いっぱいってところですね。

社長・役員・現場部長など

わかった、では即戦力人材で採用できるか、検討しようか

転職マネージャーやまさき

承知いたしました。早速動きます!

みたいな感じで、ミッションを渡されるって感じです。

その後、この欲しい即戦力になってくれるであろう人物像に合わせて、求人票を作成する流れに入ります。

ここからは、どこに求人票を出すか問題ですが、管理人の企業の場合は、基本は転職エージェントです。

使う理由その①:非公開の場合が多い

まず、経営層との話し合いの様子を見てもらったように

○○プロジェクトっていうのは、社外秘で競合他社には知られたくないプロジェクトだったりすることが多く

水面下で進める内容であることがほとんど。 

転職サイトや自社ホームページなどに大々的に書いて公表できない。

使う理由その②:人事の事情

人事の事情

つぎは人事の事情になるんですが、

人事は仕事の範囲が広く、採用以外に、ざっと社員の人材育成・開発、評価評定、人事異動、人員管理(派遣、パートナー企業、シニア、休復職)、メンタル相談などなど。

それらを、限られた人事チームの中で分担してるっていう実情。

じっさい、中途採用業務だけに注力できないんですよね。。。

という背景もあり、転職エージェントからの紹介は助かるというのが本音なんです。

転職エージェントにふるいにかけてもらってるので、欲しい人物像からそこまで外れてない。

的を得た人物である可能性が高いんです。

そこが、転職エージェントの仕事です。企業と求職者との相性をしっかりと精査してもらう。

転職マネージャーやまさき

できる転職エージェントであれば

ピタッとした人のご紹介があります。それが仕事ですね!

管理人の企業では、4社の転職エージェントと契約をしていて、年間約500人ぐらいは紹介をいただいてる状況です。

1か月40人ちょいですね。 

かなりスキル面など絞ってもらってても、これくらいの応募はあります。

その応募から、職務経歴に目を通し、人事での選考が<合格>なら、上層に上げていくんですが

職務経歴のチェックにも、当たり前に、かなりの時間を要します。 

そこが、もし直接応募などの無法地帯だとしたら、3倍も5倍もの応募量になるのではと。。。

その中には、求める人とかなりズレてることも多く、それにいちいち対応するための時間と労力を考えた時に、割に合わないことが出てくるということです。

ここ最近では、個人情報保護法が施行されたこともあり、履歴書などを送ってきていただいた場合、その後の作業がけっこう手間だったりするんですよね。 自社サイトで募集をされてる企業は、その部分を完全にアウトソーシングでお願いされてるところが多いようですね。

使う理由その③:即戦力人材を求むの場合

転職サイトは?

即戦力人材の場合、求める人物像にぴったりな方は、すぐに出てこないケースも少なくないです。

じっくり網を張っておいて、出てきたら紹介をいただくという転職エージェントが合ってる。

転職サイトのように期間限定で広告を出してという求人方法は合わない。

転職サイトを使う場合もあります。その場合は、期間限定で大量に採用をしたい場合です。

ハローワークは?

ハローワーク窓口の方で、プログラミング言語が詳しくわかる方っているのでしょうか??

もちろん中にはいらっしゃると思いますが、いても少数でしょう。

主に、そんな事情から、転職サイトやハローワークには出してません。

企業が「転職エージェント」を使うことのメリット・デメリット

企業側のメリットは?

人材紹介会社の面談

転職エージェントとの打ち合わせ(求める人物像のすりあわせ)を年に数回しておくと、あとは自動的にふるいに掛かった方を紹介してもらえる。

企業の事情(プロジェクトの規模や非公開案件など)を分かったうえで、人物を選んでいただけるという安心感。

候補者との日程調整など一部を任せることが可能。

企業側のデメリットは?

転職エージェントへのコンサルタントフィー(成功報酬料)が高額。 

※ 候補者さんは、一切料金は掛かりませんよ。すべて企業から転職エージェントに支払われます。

紹介いただいた方が無事に入社に至った場合、転職エージェントによって差はありますが、年収の約30~35%を支払うことになります。

例えば、年収600万円の方だと、180万~210万。

これが、企業から転職エージェントに支払う額になります。3か月以内に辞めた場合などは、ある程度の%での返金はありますけどね。 

転職マネージャーやまさき

管理人は、毎月じっさいに驚きながら、経理処理しています(笑)

企業は人がいて成り立ってますので、ここまでの報酬料を、企業が支払ってでも、良い人に来てほしいってことなんです。

あと、最後に大きなデメリットとしては年収交渉される!

年収アップ

転職エージェントから、選考中の候補者の年収交渉をされるってことです!! 

これは、じつは結構あるんです。

自社が求める人物は他社でも求められていて人気者なことがほとんど。

その場合、

転職エージェント

他社2社で内定が出ていて、あとは、年収次第ってとこかもしれませんが、どうでしょうか?

みたいな感じで、提示した年収の引き上げ交渉を迫られることもあります。

全ての年収交渉に乗るわけではありませんが、どうしても!って方の場合は、

最初に提示した年収+ウン10万程上げることも少なくないです。

直接応募の場合などは、選考中の自分自身が企業に対して

「もう一社からは700万円の提示が出てますが、おたくも上げてくださる??」なんてこと・・・言えませんからね。

年収上げたいって方は、転職時が最大のチャンスです。

転職エージェントを使うメリットの1つとして、予備知識として知っておいてください。

これは、知る人ぞ知る情報ですので、取り扱いにはくれぐれも注意です。 採用担当の立場としては、増えたら困ります…です。はい(笑)

【まとめ】人事の本音!企業が 「転職エージェント」に求人を出す裏事情

ズバリ!企業が転職エージェントにお願いする理由をまとめると

  •  非公開で進めたいプロジェクト案件である場合
  •  優秀な人物のご紹介であれば、紹介料が高くても依頼したい
  •  会社の事情やスキルのすり合わせが出来てるので安心である

あと、直接応募だと【不合格】かなっていうレベル感の人でも、転職エージェントからだと【合格】の場合もたまにあります。

そこは、お付き合いのある「転職エージェント」との日々の関わりのなかでフォロー(補足)が入るからです。

応募書類に書ききれない部分のフォローですね。

ここは、日々のコミュニケーションがものを言うっていうところが、大きいです。

あと、転職エージェントに求人を出せる企業は、報酬料が出せるくらいしっかりと売上のたってる企業。

また大企業が多く、ホワイト企業率が高いというのはポイントですね!

そんなこんなで、今回は、転職エージェントと企業の関係についてお伝えしましたが、少しでも参考になれば幸いです。

転職マネージャーやまさき

では本日も、みなさまの転職活動が、順調に進むことを心から応援しております!

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